県は、県立大と県立シーボルト大の4月の公立大学法人化に伴い、理事長に全県教育委員長の木村道夫氏、両大学の学長を兼任する副理事長に東大名誉教授の古川俊之氏を選任した。就任は4月1日付けとなる。

　4月から両大学は一法人で運営し2008年4月までに再編・統合する。新法人の本部は県立大のある佐世保市に置く。理事会は正副理事長と理事2人。

　法人の経営などを審議する、経営協議会委員には県出身の脚本家 市川森一氏や佐世保商工会議所会頭の辻洋三氏ら4人を選出した。

　また、両大学の現学長2人は非常勤の特別顧問に就任する。

　平成16年8月2日、前田会長と役員らが県庁を訪れ、独立行政法人の本部設置の陳情書を県に対し提出しました。その甲斐あって、９月の定例県議会で、正式に母校への法人本部設置が承認されました。

　本部の設置場所については、大学の経緯や歴史などから総合的に考慮して、両大学、あるいは県庁内に置く案を含めて検討していました。

　本部設置決定により、母校の大学改革は大きな一歩を踏み出しました。

　なお、母校とシーボルト大学は来年４月から一法人で運営、2008年4月までには、再編統合する予定です。

　鵬友会会員も新たな気概を持ち、更なる活性化を目指し新大学の発展に寄与しなければならないと思います。